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守銭奴僧侶ケインの噂

その事件はフモトの町から死の山で起きた。
とあるパーティもまた、その山に挑んだのだがその道中、魔物に遭遇しパーティメンバーの大半が瀕死の事態に陥ったそうだ。壊滅寸前のパーティで唯一無事帰還した男がいた。彼の名は僧侶ケイン。命からがら彼が冒険者僧侶としての務めを果たし、何とかパーティメンバーを帰還させた。それだけならば、よくある話で片付いただろう。あろうことにその男は瀕死の仲間に対してこう言い放ったそうだ。

『命がほしけりゃ、金を寄越せ』

パーティメンバーは命には代えられないと、彼に金銭を払うことを約束し、何とかその命を取り留めてもらったらしい。だが、その後ケインはそのパーティを追放された。もとより彼とパーティ他のメンバーとは意見が合わなかったらしい。それがその事件を一件に浮き彫りになった。とのことだ。

ケインは確かに優秀な僧侶ではあったそうだが、見え隠れする冷徹さは、僧侶とは程遠い。金と命を天秤にかける僧侶など僧侶と呼んで良いものだろうか。

情報提供者:
 始まりの町のギルドマスター

その他:
 ユウのコメント:確かにお金大好きな人だけど、本当にそんなことする人なのだろうか

作成者:ユウ