良いの中で冷静なので、正常と思い込みたいだけ
脳が一段下がっている。
足は確かにあるのに芯がない。足先にばかり熱が溜まる。
「大丈夫」の声が薄れて、短絡的な行動に走る。
そしてアルコールに騙された振りをする自分を見て、自分は正常な思考を持ったまま酔っていることに酔いしれる。
制御不能を、制御できていると錯覚し、正常すぎる人間なんだと思い込みたいが為に。ありもしない甘ったるい妄想に沈めて、気味の悪い笑みを浮かべ、ただその瞬間の満足を貪る。
輪郭を捨てた、不格好な言葉なんて誰の耳もすりぬける。未消化な泥に紛れるがオチ。
なんて、ほら。
賢いと思い込みたいが為の無駄な思考だ。誰も彼もが理解している前提を態々全部言葉に置き換えるだなんて。これ以上に愚かな人間は、きっと海にだっていない。
翌朝、気持ち悪かったなんてオチ、ダサすぎだよな。